高千穂~天岩戸~
私の出身は、宮崎県の高千穂町になります。
このブログタイトルも高千穂の方言でして、意味は「大変だ~~」になります。
大阪弁で言うところの、「えらいこっちゃでぇ~」でしょうか。^^;
出身者的にはあまり気にしたことが無いのですが、天岩戸、天孫降臨、高天原など日本書紀や古事記の内容がポピュラー?になっています。
時々、大変なところに住んでいたもんだと思います。
この天岩戸は、高千穂町の中心から車で30分位のところにあります。
天岩戸神社があって、ご神体となっていますね。
※天照大神様がご神体ではありません。
残念ながら、天岩戸には行けません。
僕らの子供の頃には、「神主さんしか行けない。」と聞かされていました。
どうも反対側の崖からは、中腹にある岩戸が見れるらしいです。
でも、写真は無いんですよね。撮影禁止らしいですから。
今更ではありますが、天岩戸は「皇祖天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)」様。または、「天照大神」様(別称:大日霎尊(おおひるめのみこと)様)が「須佐之男命(すさおおのみこと)」(天照大神様の弟)の度重なる不祥事?に嫌気が差してお隠れになった場所です。その途端に、世は暗闇となって疫病や災いが起こり、悪霊までもが出ることになります。これに困った八百万の神々は、寄って相談を始めます。この相談をした場所が「天安河原(あまのやすかわら)」です。
※観光に来られた方々が天岩戸と間違う場所ですね。一応、案内板には書いてあるんですが・・・。読みませんよね。^^;


この写真の左側に大きな祠があって、「天安河原宮」があります。
別に何も無いのですが、この祠の写真はよう撮影できません。(^_^;)
んで、「みなで宴会でもして、気を引いて戸を開けよう!」となり、天岩戸の前で踊りを舞います。
このときの様子が、夜神楽として今に伝わったとされています。天細女命(うずめのみこと)が、榊に「玉祖命(たまのおやのみこと)」が作った勾玉(八尺瓊勾玉:やさかにのまがたま)をつけて淫らな格好で踊ります。(日本最初の、ストリップ??^^;)
この踊りの騒ぎに気づいた天照大神様は、「なんだろな~~」と岩戸を少しだけ開きます。
そのときに、開いた戸の隙間から「石凝姥命(イシコリドメ)」が作ったとされる鏡(八咫鏡:やたのかがみ)を見せます。
自分の顔が写って驚いた天照大神様は、しっかりと持っていた戸を離してしまいます。
この隙に、「手力男命(たじからおのみこと)」が戸を剥ぎ取って放り投げてしまいました。
この戸は、長野県まで飛んだとか・・・???
めでたく、世に光が戻りました。
以上、天岩戸の物語でございます。(^^ゞ
※諸説ありますので、これが正解なのかはわかりません。
何も無いところですが、山間の静かな町(集落)です。
機会あれば、どうぞお参りください。

by hideki96_96 | 2013-10-21 20:17 | ひとり言 | Comments(4)
やっぱりまた行きたいな~